
花粉症やダニアレルギーの治療として広まっている舌下免疫療法ですが、「3〜5年続けるらしいけど、結局トータルでいくらかかるんだろう」——治療を検討し始めると、多くの方がまずこの疑問にぶつかります。調べてみても、サイトによって「10万円」「16万円」「18万円」と数字がバラバラで、自分の場合に当てはめにくいと感じた方も多いのではないでしょうか。
総額を実際に左右しているものが何なのか、そして通院の仕方を工夫することで総額がどう変わりうるのかを、具体的な数字とともに整理していきます。
舌下免疫療法の費用、3〜5年の治療期間でいくらかかる?その不安はよくわかります
「思ったより高いのでは」と感じてしまう理由
舌下免疫療法は、少なくとも3年、長い場合は3〜5年ほどの継続が推奨されているとされています。「年単位で払い続ける治療」というだけで、総額に対する漠然とした不安が生まれやすいものです。しかも保険適用の治療とはいえ、通院のたびに料金が発生するため、1回あたりの金額は小さくても、積み重なった総額はイメージしにくいという方が少なくありません。
サイトによって数字が違って見える理由
インターネットで調べると、5年間の総額の目安として「約16万円〜18万円」程度という情報が、複数のクリニックなどの医療機関のウェブサイトで見られます。ただし、これはあくまで一般的な目安であり、通院の頻度や薬剤の種類、医療機関によって幅があります。この記事でも以降、金額はすべて「目安」としてお伝えします。
総額の内訳を分解する:検査代・薬代・診察料
総額を漠然と捉えるのではなく、何にいくらかかっているのかを分解してみましょう。
初診・血液検査でかかる費用の目安
治療を始める際は、アレルゲンを確定するための血液検査や問診が必要とされ、初診時にまとまった費用がかかることが一般的とされています。
月々の薬代(シダキュア/ミティキュア)の目安
薬代そのものは、月あたり2,000円台前半〜3,000円程度が目安とされています。実は、総額全体からみると薬代の占める割合はそれほど大きくありません。
見落とされがちな「再診のたびにかかる」診察料・処方料
見落とされがちですが、通院のたびに発生する再診料・処方料も、積み重なると無視できない金額になります。多くの医療機関では月1回の通院が前提となっているため、通院回数がそのまま費用の回数に直結します。
総額を本当に左右しているのは「通院回数」だった
毎月通院と3ヶ月に1回の通院で、総額の中身はどう変わるか
前章で見たとおり、薬代自体は月2,000〜3,000円程度で大きくは変わりません。総額を実際に押し上げているのは、通院のたびに発生する費用の積み重ね=通院回数です。
たとえば、シダキュアを毎月クリニックに通うケースで5年間続けた場合、総額の目安は前述のとおり約16万円〜18万円とされています。一方、条件を満たして3ヶ月(90日)分をまとめて処方してもらえる形に変えられれば、通院にかかる費用の積み重ねを抑えられるため、5年間の総額はおおよそ13万6,000円程度(90日分6,810円×20回で計算)に収まる目安になります。
数万円の差ではありますが、これは「治療の中身を変える」のではなく「同じ治療を、続けやすい形に変える」だけで生まれる差です。そして、この総額は、根本からの体質改善を目指す治療に対して支払う費用と捉えることもできます。毎年繰り返す症状と向き合い続けるための投資として、納得できる金額かどうかを考える一つの材料にしていただければと思います。
総額には表れない隠れコスト
見積もりの数字には出てこないものの、通院のたびにかかる交通費や待ち時間、仕事や家事を調整する負担も、実質的なコストです。通院回数が減れば、これらの目に見えにくい負担も同時に軽くなります。
通院回数を減らして、総額の負担を軽くする方法
90日(3ヶ月)まとめ処方という選択肢
条件を満たす場合、シダキュアやミティキュアを最大90日(3ヶ月)分まとめて処方してもらう方法があります。通院が年12回から年4回程度に減ることで、通院のたびにかかっていた費用の積み重ねを抑えられます。
まとめ処方を受けるための条件
まとめ処方を受けるには条件があります。舌下錠を増量したあと、15歳以上の方は3週間以上、7〜14歳の方は6週間以上、継続して服用していることが前提です。治療を始めたばかりの方や増量期の方は、現時点では対象外となります。また、90日分の処方には、直近6ヶ月以内の服用歴をお薬手帳で確認できることも条件です。条件を満たさない場合は、まず30日分からのスタートとなります。
対症療法を何年も続けた場合の総額との比較
毎年の花粉症シーズンごとに市販の抗アレルギー薬を使い続けた場合、その年間費用は1万円〜5万円程度になるという情報もあります。何年にもわたって症状を抑える治療を続けることを考えると、数年間で完結する舌下免疫療法の総額は、長期的にみて負担が軽くなる場合もあると考えられます。
オンライン診療ヤックルなら、今の治療のまま通院回数だけ軽くできる
「続けたい気持ちはあるけれど、毎月の通院が負担」——そう感じている方には、通院の頻度そのものを見直す選択肢があります。オンライン診療のヤックルでは、これまでクリニックで舌下免疫療法を続けてきた方が、無理なく治療を継続できるようサポートしています。
検査・紹介状不要で、そのままオンラインに切り替えられる
切り替えにあたって、紹介状や血液検査・アレルギー検査は不要です。今の治療内容を変えずに、通院の形だけをオンラインに移すことができます。
年中無休16:30〜21:30・自宅から受診、お薬は自宅に配送
ヤックルは年中無休で16:30〜21:30まで、予約不要でビデオ通話やチャットによる診療を行っています。院内処方・自宅配送のため、薬局に立ち寄る手間もかかりません。仕事帰りでも自宅から受診でき、通院にかかっていた時間や交通費の負担も軽くなります。
お子さんと一緒に治療中なら、親子同時診察も
お子さんと保護者の方がそれぞれ治療を続けている場合、ヤックルでは親子同時に診察を受けることができます。医療証をお持ちのお子さんは費用負担が大きく軽くなるケースもあり、薬も親子分まとめて自宅に届くため、通院と受け取りの両方の手間を一本化できます。
条件に当てはまる方は、無理なく続けられる形に切り替えるタイミングとして、一度ご相談を検討してみてください。
費用と続け方に関するよくある質問
まとめ
総額を決めるのは薬代よりも通院回数
舌下免疫療法の総額は、薬代そのものよりも、通院のたびに積み重なる費用によって大きく左右されます。総額を漠然と不安に思うより、何が総額を押し上げているのかを分解して知ることが、納得して治療を続けるための第一歩です。
「続けやすい形に変える」ことが、一番現実的な節約になる
条件を満たせる方であれば、90日まとめ処方のように通院の形を変えるだけで、総額の負担を軽くできる可能性があります。治療の中身は変えずに、続け方だけを見直す——そうした選択肢の一つとして、オンライン診療のヤックルも検討してみてください。
