ヤックルの提携先医療機関が東京都にあるため、0歳〜高校生世代までを対象としたマル乳・マル子・マル青の医療証が利用でき、原則ご負担なく治療を受けられるのが大きな特徴です。
本記事では、東京都の制度を基準に、舌下免疫療法に医療証がどう適用されるのか、費用はどれくらいかかるのかを解説します。

舌下免疫療法は医療証を活用するのがお得!
舌下免疫療法は、アレルギーの根本改善をめざす治療で、3〜5年ほど継続するのが一般的です。長期治療になるため、医療費助成制度である「子ども医療証」を使えるかどうかは、家庭の負担を大きく左右します。
医療証を使うと どれくらいお得?
舌下免疫療法のお薬は薬価が比較的高く、医療証がない場合の自己負担は決して小さくありません。
以下、舌下免疫療法の維持期に使われるお薬の値段です。
- シダキュア 5,000JAU:約150円/1錠(保険点数15点)
- ミティキュア10,000JAU:約200円/1錠(保険点数20点)
- アシテア 300IR:約180円/1錠(保険点数18点)
と薬価が設定されており、3割負担であっても毎月一定の費用が積み重なります。特に舌下免疫療法は3〜5年続ける治療のため、総額では大きな差になります。
しかし、東京都の子ども医療証(マル乳・マル子・マル青)を活用すれば、薬代の自己負担は0円に。 診察料・処方箋料も原則無料のため、非常にお得に治療を進めることができます。
その為、東京都では「医療証が使える期間に舌下免疫療法を完了させたい」と考え、治療を始めるご家庭も増えています。
ヤックルなら、もっとお得に舌下免疫療法が可能!
医療証が使えるヤックルのオンライン診療では、舌下免疫療法を忙しいご家庭でも続けやすい環境を整えています。
ヤックルが選ばれるポイント
- 自宅に直接お薬をお届けするため、薬局に行く必要なし
- 習い事・学校で忙しくても隙間時間にオンライン受診
- 最長90日処方で、通院頻度はなんと 3ヶ月に1回 でOK
- スマホ1つで診療・決済・薬の受け取りが完結
オンライン診療で医療証の提示方法
公式LINEに友だち追加していただくと、メニューからWeb問診が立ち上がります。Web問診内に医療証の画像をアップロードできますので、スマホで写真を撮影してそのまま共有してください。
医療証の提出方法に迷う点があれば、LINEからお気軽にお問い合わせください。
※ご注意事項(重要)
ヤックルのオンライン診療では、舌下免疫療法を初めて行う方への処方は行っておりません。
処方対象は以下の条件を満たす方となります。
- お子さま:増量完了後、6週間以上継続して服用している方
- 成人:増量完了後、3週間以上継続して服用している方
舌下免疫療法をこれから始める場合は、まずは近隣の医療機関を受診し、初期導入(+増量期)を行ってください。増量期を終えて安定して服用できるようになりましたら、ヤックルのオンライン診療をご利用いただけます。
子どもの舌下免疫療法に医療証は使える?
ヤックルが提携しているクリニックは東京都に所在しており、東京都の子ども医療費助成制度(マル乳・マル子・マル青)を使用できます。
東京都の医療証の基本ルール
東京都では、年齢に応じて マル乳(0歳〜未就学児)/マル子(小学生〜中学生)/マル青(高校生世代) の3種類の医療証が発行されます。
- 0歳〜高校3年生相当(18歳到達年度末)までが対象
- 所得制限なし
- 都内の医療機関であれば自己負担 原則0円
- 処方箋料・薬局での薬代も助成対象
高校生世代の舌下免疫療法について(マル青)
舌下免疫療法は高校生でも開始可能な治療です。東京都では高校生は「マル青」の対象となり、都内の医療機関であれば診察料・処方箋料・薬局での薬代が原則無料で受けられます。
アレルギー症状(特にスギ花粉症・ダニアレルギー)は学業や生活リズムにも影響しやすく、マル青を利用し高校生から治療開始される方も多くおられます。
他県の医療証をお持ちの方へ
東京都外の医療証は都内ではそのまま使用できないため、一度3割負担でお支払いいただき、後日お住まいの自治体で還付申請を行ってください。
(多くの自治体で領収書・申請書・医療証の提示などが必要です)
ヤックルの実際の支払いイメージ
医療証が使えるオンライン診療ヤックルでは、薬局での会計が不要で、自宅に直接お薬が届くため、費用も分かりやすく安心して治療を続けられます。
①9歳のお子さん・シダキュア90日分を自宅に配送する場合
- 初診料/再診料/処方料:0円(医療証適用)
- お薬代(90日分):0円(医療証適用)
- オンライン診療対応料:1,100円
- 送料:550円
👉 3ヵ月あたり合計:1,650円(月換算 約550円)
②兄弟2人を同時に受診する場合(送料まとめ発送)
- 初診料/再診料/処方料:0円(医療証適用) × 2人分
- お薬代(90日分):0円(医療証適用)× 2人分
- オンライン診療対応料:1,100円 × 2人分
- 送料:550円 × 1件分(まとめ配送)
兄弟で同時に受診すると、診療対応料は人数分必要ですが、送料はまとめて1件にできるため、費用を抑えて効率よく治療を進めることができます。家族でまとめて受診することで、さらにお得に利用できるポイントです。
お子さまの舌下治療継続のコツ
舌下免疫療法は、毎日継続して服用することが治療効果に直結する、とても大切な治療です。ただ、忙しい朝や夜はつい忘れやすかったり、お子さま自身が気分によって嫌がったりすることもあります。そんなときは、保護者の方がちょっとした工夫を取り入れるだけで、無理なく続けやすい環境を作ることができます。
まずおすすめなのは、朝の歯磨き後や朝食後など、すでに習慣化している行動とセットにすること。既存のルーティンに組み込むことで、「気づいたら忘れていた」ということが格段に減ります。また、スマホのカレンダーアプリやアラームに毎日の服用時間を登録しておくのも非常に効果的。忙しい日でも通知が助けてくれるため、親子ともに負担が少なくなります。
子どもの舌下治療よくある質問
まとめ
舌下免疫療法は、子どものアレルギー症状を根本から改善できる有力な治療法であり、効果を得るためには数年にわたって継続することが大切です。その一方で、治療が長期に及ぶからこそ、費用面の負担が気になるという保護者の方も少なくありません。東京都ではマル乳・マル子・マル青といった医療証を活用することで、診察料や薬代の自己負担を大幅に抑えられ、年間で数万円もの差が生まれるケースもあります。家計への負担を軽減しながら治療を続けられる点は、東京都の大きなメリットと言えるでしょう。
ただし、自治体によって制度の内容が異なったり、医療証を忘れた場合には一時的な立替えや煩雑な申請手続きが必要になるなど、注意すべき点も存在します。こうした負担を最小限に抑える方法として、オンライン診療の活用は非常に有効です。忙しいご家庭でも通院の手間をかけず、無理なく治療を続けられる環境が整うため、舌下免疫療法との相性も良好です。
治療を安心して始めるためには、制度の仕組みや費用、注意点を正しく理解し、不明な点は医師や自治体窓口に相談しながら進めることが大切です。医療証制度とオンライン診療を上手に組み合わせることで、負担を抑えつつ、効果的に舌下免疫療法を継続できる環境が整います。ぜひ、無理のない形で治療を続け、お子さまの将来につながる健康づくりに役立ててください。
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