1型糖尿病の血糖測定にリブレ活用のご提案!

2024年08月09日

日々の血糖値管理は非常に重要な役割を果たしますが、その一方で自己血糖測定の手間や負担も無視できない問題です血糖値を連続で測定できるフリースタイルリブレを使うことで、自己血糖測定の負担を大きく軽減できます。ヤックルではフリースタイルリブレを保険診療で処方しております。この記事では、1型糖尿病の方の自己血糖測定負担を少なくして、生活の質をあげる方法について、解説します。

自己血糖測定を日常に

従来の自己血糖測定方法では、指先に針を当てて採血していました。難しくはありませんが、1日に3~5回、毎日するとなると、毎回違う指でやっていても穴だらけ……皮膚が硬くなるなど肉体的にも精神的にも大きな負担だったのではないでしょうか。例えば、外食やお酒のお付き合い、旅行……みんなでおいしいものを食べに行っても話しが盛り上がっている最中に席を立って、血糖測定とインスリン投与……なんてこともあったかと思います。

そういった、計測負担を軽減するのに生まれたのが、フリースタイルリブレです。フリースタイルリブレはセンサーを一度体につけてしまえば、24時間スマホを近づけるだけで血糖値測定ができるという優れた機器です。フリースタイルリブレを使うと、毎回の指先穿刺から解放されます。

血糖値スパイクを把握する

血糖値は常に変動していますが、糖尿病でない人ではこの変動の波がゆるやかです。糖尿病の人ではインスリンの働きが十分でないので、食後に血糖値の急上昇、それに反応してインスリンが分泌、急降下というように、乱高下します。この状態を「血糖値スパイク」と呼んでいます。血糖値スパイクは血管へのダメージが大きく、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中などによる突然死のリスクを高めると考えられています。食事以外にも血糖値に影響を与える因子はあるので、いつ血糖値が高くなるかを知っておくことはとても大切です。

フリースタイルリブレのデータ管理

フリースタイルリブレは、センサーを腕に装着すると最大14日間、血糖値の測定ができます。センサーの大きさは500円玉くらいです。フリースタイルリブレで血糖値を測定すると、以下のように血糖値を線で確認できます。

血糖値がどのタイミングでどれくらい変化しているのかが分かるので、自分で気がつかない高血糖や低血糖も見逃さずに済みます。フリースタイルリブレを使うと、より適切な治療ができ、副作用の低血糖も防ぐことが可能です。

リブレを使用された方たち

フリースタイルリブレを使った人たちの声を下記にあげました。

「簡単で痛みを伴わない」

携帯だけで血糖値が測れる。簡単&痛みを伴わないし、装着もそこまで痛くない。MRI検査を受ける際はセンサーを外す必要があるため、検査時期を考えて装着期間を調整する工夫が必要。

「ベジファーストにすると、血糖値の上昇が抑えられる」

何を食べたら、何をしたら上がるか、いくつかの生活パターンを試してみたら、興味深い結果が出た。食事の時にベジファーストにすると、血糖値の上昇が抑えられることがわかった。

「血糖値を食事や行動と結びつけて理解できる」

“どうしたら数値が急に上がるのか”“下がる時はどういう感じなのか”を、食事や行動、体調と結びつけて、理解できる。

「針は怖くない」

針が細いので、刺しても痛くない。腕を動かしても痛みはない。筋肉に近い部分に刺すと痛いとも聞いた。服を着脱するときにリブレを引っかけないように気をつけていた。

まとめ

この記事では、1型糖尿病の方の自己血糖測定負担を少なくして、生活の質をあげる方法について、解説してきました。

血糖値を連続で測定できるフリースタイルリブレを使うと、とても簡単に自己血糖測定ができるようになります。そのフリースタイルリブレをヤックルでは保険診療で処方可能です。

自己血糖測定の負担が減ることで生活の質があがる可能性があります。1型糖尿病の自己血糖測定が大変で悩んでいる方は、ぜひ検討してみてください。

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